最近の活動
稼げている農業 Vol. 1
稼げている農業
加工品の相談に、有田川(和歌山県)沿いの農家を訪ねました。この時期、
スダチは終わって、柚子の収穫がが始まっています。
『面接の人ですよね』と訪ねたところ、声をかけられました。
人を募集している農家って初めてです。
この有田川沿いは近畿の果樹大国。ミカン、じゃばら、すだちゆずと
シーズンのかんきつ類が山積みです。この農園さんでは搾汁を請け負って
おられて、このエリアの農家が原材料の果物を持ち込んでいます。
ここの搾汁方法は特徴があって、えぐみの元になる油包(皮)をなるべく
搾らない。歩留まりは1個あたり25%と決してよくありませんが、添加剤を
加えない果汁を農家に返しています。その方法が良い品質を実現。
農家も、搾ってもらった果汁を20リットルの冷凍パックで受取、自分達で
商品化。この時期、かんきつ類は流通も多く、安定しているけど価格安い。
搾汁を冷凍して夏までまてば、需要はがつんとあがります。
街中で就職するより夢のある農業が実現している事例ですよね。
それ、なんぼのもんよ?
活動を広くあまねく….
大阪にあるバレーボール実業団からの依頼で、Blog運営方法の指導を
当団体よりサポートさせて戴きました。
この関係の間合いを突然、詰めてくる「なんぼ」のココロは、
大阪に暮らすものなら皆、その意味合いを知っているかと。
「いかばかりか」とほぼ同じ意味と知るまで、上方言葉をどぎついと
思ったもの。仕事であれ、スポーツであれ、アートであれ世に価値を問う
リアルな活動は
『何々をやってます』
を説明しなければならないわけです。
そこで活躍するのがBlog。現場チーム員が簡単にWEB情報を追加
してゆけるCMSツールの指導講習会を日本情報化農業研究所の齋藤さんと
一緒にサポートさせて戴いたのでした。
ハンサム・ガーデンのWEBサイトもWordpressと言うCMSツールで
運営しています。ここに興味を持たれて、WEB作って、指導して欲しい!
との相談。いつもの農業内外の事業者ではなくて、なんとバレーボールの
実業団チーム。それも個性があって、皆ホテルへ勤務しながらスポーツの
活動やっているというユニークな「大阪スペリオールズ」。
監督とマネージャー以外、全員平成生まれのメンバーは何しろ飲み込み早い!
ベジタブルボックス 11月の御案内
ベジタブルボックス 2月の御案内
新鮮な仲間のお野菜を詰め合わせで御届けしています!
2月1日 | 2月8日 | 2月15日 | 2月22 |
この他に季節の御野菜3~5品 | この他に季節の御野菜3~5品 | この他に季節の御野菜3~5品 | この他に季節の御野菜3~5品 |
【2月】 畑の冬野菜、味が最高潮になるこの季節。後半ともなればそこかしこに、春の息吹が感じられます。僕らの仲間がその土地土地で長く育てられてきた野菜には、味や育ち具合に理由があります。是非ともそこのところを楽しんで戴きたいなと思います。
●毎週・隔週を選んでお申込下さい。
・三人家族で4食分程度のボリュームです。
・季節のお野菜が約8品程度を御包みしています。
・毎週土曜日の発送→日曜か月曜の御届けです。(お選び戴けます)
・全て、自然由来の肥料と農薬を使わずに栽培されたお野菜です。
●お代金
・2,400円
・送料
1. | 近畿・東海・北陸・中国・四国 | 550円 |
2. | 関東・信越・九州 | 630円 |
3. | 東北 | 870円 |
4. | 北海道・沖縄 | 1,400円 |
5. | 土曜当日配送(神戸・大阪のみ) | 600円 |
6. | 店頭受取 | 無料 |
★通常80サイズのゆうパックで発送します。
お申込お問合せは
NPO法人ジオライフ協会 ベジマ係
電話 06-6232-2012
▼メールでのお問合せは下記のフォームから入力下さい。
vegemaodr★gmail.com までお申込下さい!
(★を@に変えて送って下さいね)
2013.10.29 富田林栽培日記 冬野菜播種
富田林栽培日記 冬野菜播種
気温 16℃(13時) 曇
根ものは良くないが、ツルムラサキはとても調子良い。刈り倒して
みたものの、来年の夏作は、つるなしインゲンとツルムラサキかな。
緑肥(セスバニア)エリアの排水性は早速改善されているが、他のエリア
は三日前の雨が抜けない。
北側エリアでは、水質が良くなく、硫化水素臭もする。
元水田圃場ゆえに、雨が抜けない。
●たまねぎ
先々週に播種したたまねぎ、きれいに生えそろっている。
鶏糞を施肥した畝も落ちつている。
●春菊
みぶ菜は、発芽良く、生えそろっているが、サラダ春菊(中原採取場)
は苦戦。発芽10%もない状態。
ここに 赤松種苗の「春菊」を追加播種。発芽率50%に期待。
●こかぶ
少々気温が低いかもしれないが、害虫(ダイコンサルハムシ、
キスジノミハミムシ)は、ほとんどみない。品種は実績のある、
耐病ひかり(タキイ種苗)
●こうたいさい
畝の半分に三条播種。もみがらの上からぼかし肥散布。
●赤リアスからし菜
畝の半分に三条播種。もみがらの上からぼかし肥散布。
12月~3月の収穫活動に期待。
2013.10.23 アチャ研・活動報告”発酵ぼかし肥を効かせてゆこう”セミナーDay2レポ
2013.10.23 アチャ研・活動報告”発酵ぼかし肥を効かせてゆこう”セミナーDay2レポ
栽培農家の身近にあり、しかもほぼ無料で大量に手に入る資材『こめぬか』。
こいつはそのまま土に入れてもなかなか分解しないし、肥料としての早期の効果が期待しにくい。それゆえに昔から農家は、発酵により極上の肥料「ぼかし肥」を作ってきたのでした。
アグリチャレンジ研究会では、実践家の「野田さん」を講師に招いて、9月のDay1で座学、続くこのDay2で「ぼかし肥づくり」を受講者に体験戴く企画を実行したのでした。
■こめぬかをどうしたいのか
『発酵』させたい。その前に微生物の違いを知っておくこと。
1.)嫌気環境(酸素をなるべく与えない)
乳酸菌群や酵母菌群が繁殖しやすくなる。
・あんまり温度あがらない 40℃くらいまで
・乳酸菌活発に増えるとpHが下がる(酸性になる)
2.)好気環境(酸素を積極的に供給する)
糸状菌(こうじやかびの仲間)や納豆菌などが繁殖しやすい。
・温度が上がりやすく、50℃を超えてくる場合もある。
・熱くなりすぎたら、広げて温度下げる
・水分多すぎると腐敗もしやすいので注意。
■こめぬかに加水 水分量60%って?
水を少しづつ時間かけてまぜる。加水した水は取り除けないから、初心者は水を多くいれすぎる。(受講生全員が失敗しました。)
目安は手で握ってもボロッと崩れるくらい。
■たね菌をくわえないの?
自然環境に有用な菌もたくさんいるので、まずは自然に発酵が始まるプロセスを体験してみましょう。
■容器を密閉(嫌気)するのか?空気(好気)を加えるのか?
切替すと(混ぜること)空気が入って好気環境になり、密閉していると嫌気環境になる。コウジやけかび、クモノスカビを活用するなら好気環境。乳酸菌群を積極的に使うなら嫌気環境に誘導する。
■温度を意識的にみよう。
安い温度計で十分。温度で発酵状態を有る程度知る事ができる。
・40℃前後をうろうろ → 好気環境なら麹による糖化が進んでる。
・50℃超えてきた。糸状菌が増えている → 納豆の匂いあれば納豆菌活動してる。 ・30℃より下がってきた → 乳酸菌群増えてる可能性有。
■しあがりの目安
望ましいのは、アルコールの匂いが漂ってくると成功!乾燥させて、通気性の良い麻袋などで保管しましょう。
■施肥方法
1.) ぱらぱらと畝の上からふりかける。(追肥の場合等)
2.) こめヌカと混ぜて土にすきこむ。(基肥として使う場合)
3.) 株中心から20cmほど離して深さ5cmの穴掘り一掴み程度入れる。
4.) 株の周囲に同心円状にまいて上から藁や草で覆う。
受講者は自分の発酵容器を持ち帰り、それぞれぼかし肥づくりを実践することにしたのでした。
昼食は甲賀で畜肥使わない栽培されている山崎さんを訪ねて、お野菜としし肉のバーベキュー!
それぞれ営農の悩みや課題を語り、どう解決してゆくのかを共有。
こうした仲間との交流から、学べる機会を得てもらえるのだと思います。
食後、剪定枝堆肥場を訪問。六ヶ月で分解がどう進むのかを確認。
施用されたトマトハウスを訪れ、栽培のコツを視察したのでした。
豊かな微生物による環境づくりに助けられる農業。そうした環境づくりと学びの機会をアチャ研は提供して行きたいと思います。
窪
2013.09.13 百井栽培日記 五十日白菜播種
五十日白菜播種
気温 27℃(10時)晴
ジャガイモ後にニンジンは有効。見事に生えろそっていて、来週あたりは
間引きが必要。この一週間、気温が夏に戻ったかのようでとても高い。
折角12cm程度に育ってきたコカブ、水菜は食害で全滅。蒔きなおし必要。
●九条ネギ (畝No.A2)
育苗、乾燥、持越乾燥、各苗ともに好調。購入した乾燥苗の分けつが盛ん。
追肥鶏糞5kg/畝。
●リーフレタス (畝No.A9)
レッドファイヤー好調。グリーンリーフ苗120株定植
●白菜・チンゲン菜・ラディッシュ播種 (畝No.A14)
ぼかし肥+米糠+鶏糞散布後、管理機にて耕耘。そこへ、播種。
おきにいり50日(タキイ種苗)、チンゲン菜、ラディッシュ(赤チャイム)
播種。蒔きすぎ防止にポット蒔き用のハンドシーダー活用。
●春菊 (畝No.A12)
順調。ただ、間引き必要。
●つるなしインゲン (畝No.C14)
まだ花着け始めた!片付けたいのだけどな。10月1週目程度まで収穫可能か。
●キャベツ (畝No.C12)
気温高いせいか、外葉の展開が意外に早い。来週は一回目の追肥。
年内採りなら、来週が播種限界に思う。コカブ、他の再播種検討。
8/9ニンジンが好調なのが救い。といっても雪割り収穫になりそう。
2013.09.05 百井栽培日記 九条ネギ定植
九条ネギ定植
気温 21℃(11時) 曇時々霧雨
野菜にとって、時間は平等。昨年、ダイコンサルハムシによる食害が
ひどく、こかぶの播種は9月一週目から、三週蒔きなおした。
そこそこ収穫できたのだが、やはり遅く、大きさはピンボール大以上には
ならなかったのだ。
8/9播種分のカブ、みずなにキスジノミハミムシの成虫を良くみかける。
やれやれ、また幼虫による表面食害がでるもよう。えん麦”ニューオーツ”
有効とのこと。
●九条ネギ (畝No.A2)
手がま除草ゆえ、九条ネギの定植畝を整理するのに手を3時間も取られる。
なんとか400株(生苗60株、購入干苗220株、干苗120株)を完了。
●リーフレタス:晩抽レッドファイアー タキイ種苗 (畝No. A9)
百井の苗床で栽培進めてきたレタス苗がかなり大きくなっている。
時間がとれず1時間程で100株定植。
ここで時間切れ。今日は、農業関連の情報化を研究している組織からの
来客応対。
圃場を案内、交流センターで連携事業の未来について
相談。
ベジタブルボックス 九月の御案内
確定しているお野菜のほかに4~5品入ります。 | |
9月7日 西洋五寸にんじん モロヘイヤ ミディトマト・京あかね 赤おくら | 9月14日 紫さつまいも バターナッツ しかく豆 サラダ水菜 |
9月21日 青茄子 そうめんかぼちゃ 小松菜 子供ピーマン | 9月28日 丹波黒こまめ 庄屋大長茄子 さつまいも(坂出金時) ふだんそう |
●毎週・隔週を選んでお申込下さい。
・三人家族で4食分程度のボリュームです。
・季節のお野菜が約8品程度を御包みしています。
・毎週土曜日の発送→日曜か月曜の御届けです。(お選び戴けます)
・店頭より10%程度を割引かせて戴いています。
・全て、自然由来の肥料と農薬を使わずに栽培されたお野菜です。
●お代金
・2,000円
・送料(2013年7月改定)
1. | 近畿・東海・北陸・中国・四国 | 550円 |
2. | 関東・信越・九州 | 630円 |
3. | 東北 | 870円 |
4. | 北海道・沖縄 | 1,400円 |
5. | 土曜当日配送(神戸・大阪のみ) | 600円 |
6. | 店頭受取 | 無料 |
★通常80サイズのゆうパックで発送します。
★夏季5月~10月は冷蔵便(+380円)
お申込お問合せは
NPO法人ジオライフ協会 ベジマ係
電話 06-6232-2012
▼メールでのお問合せは下記のフォームから入力下さい。
2013.09.03 活動報告”発酵ぼかし肥を効かせてゆこうセミナー Day1″
具体的に有機肥料は何だろう?ここのところを学ぶには、そもそも肥料は何でいるのだろうか。。。こんな疑問を切り口に今回のセミナーは始まりました。間をあけて座学と実践の2回セミナー。今回の内容は
●堆肥とぼかし肥、そして化成肥料
NPK、肥料の袋や解説で栽培に関わる僕らは少なからず触れるこの用語。実際に無機体の肥料を植物は根っこから吸収します。この栄養で植物は育つハズ。
講師のださんの解説だと、光合成で得る炭水化物が植物にとってもっとも大事なもの。光合成が進む肥料のありかたを考えよう。
●C/N比を考えよう
畑に入れてゆくときに、土壌の窒素を収奪されないC/N比が低い肥料作りがめざすところ。
●身近な素材を肥料にする
こめぬか。ライスセンターやコイン精米機オーナーに相談すれば、無料でいくらでも手に入る身近な素材。だけど米糠はそのままでは肥料になりにくい。こうじ菌、こうぼ菌を使って、こめぬかを分解、糖を作って、こうじ菌によってアミノ酸を生み出す。これがめざすところ。
●菌が活動しやすい環境を考える。
好気、嫌気、低温、高温と菌によって活動しやすい環境がある。ちなみにこうじ菌は酸素が必要。肥料素材の水分を60%より多くせず、活動しやすい環境を用意。
●ぼかし肥の使い方。
土の中では、野草や野菜の根と根の間に微生物との共生環境が作られている。できることなら、これは崩したくない。だから、なるべく土はかき混ぜない。不耕起栽培になるわけなのだが、ぼかし肥は肥料と言うより微生物や酵素の補給をすると考える。
1.) 土の上にひろげて施肥する。
2.) 刈草や藁などで多い、太陽光をあてない。
畑の土壌に自然に移り住んでゆかせる施用方法を意識しましょうとのこと。
まさに、発酵が鍵となるんですね。次回10/23は、滋賀県の甲南にある野田さんの鶏舎で、ぼかし肥作りを実践します。
●百井の里ファーム・雪割にんじん頒布会、募集中!
たくさんのお申し込みありがとうございました!また年末にお申し込みお待ちしております!
今年も百井里ファーム【冬】の名物の一つ雪わりニンジン頒布会募集の時期が参りました。積雪1mを超える百井の里ファーム。雪は積もるんですけれど、表土付近は凍りません。
それでも凍るまいと必死に糖分をためこむニンジンは、もうめちゃめちゃ甘いんです。ころあいは2014年2月の初旬。これは店頭には並びません。
料金:2kg 一口 1,000円 (8本~12本ぐらいです)
送料:近畿・中国・東海 550円、関東・九州650円
お申込はメール vegemaodr★gmail.com か電話 06-6232-2012迄
(★の部分を@に変えて送信ください。)
・お申込口数、お名前、住所、電話番号、をお知らせください。
・御届けは2014年2月初旬です。
・代金お振込案内
●銀行からお振込みされる場合
ゆうちょ銀行 099(ゼロキュウキュウ)店 当座 0311703
トクヒ)ジオライフキョウカイ
●ゆうちょ銀行の窓口から振替される場合
記号 00950 (2) 番号311703 トクヒジオライフキョウカイ
●ゆうちょ銀行のATMから送金される場合
記号 009502 番号 311703
お申込後、送料と併せて料金をお知らせ致しますので、事前お振込みを
お願いします。
—————-<<雪原からニンジンを掘り起こすツアー>>—————
希望者は、積雪1mの畑に分け入り、スタッフと一緒にニンジンを掘り起こしてもらう体験ツアーにも参加戴けます。★サバイバルに近い農業体験ツアーです。
■雪下ニンジン掘り起こすツアー決行日 2014年2月9日
■場所:ハンサム・ガーデン百井の里ファーム第一圃場
●参加料 800円(農家のまかない鍋ランチ付)
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