最近の活動
レトルト加工は味が出しにくいのか!?
大豆ミートを使った加工品-ベジカルビ丼開発日記
大豆収量は一反(300坪)で150kg前後。作型はだいたい米作と一緒で
5月に播種、10月に収穫。僕らの流通価格で900円/kgといったあたり。
この大豆から作った擬似ミート素材をカルビ丼に仕立てた丼がこいつなのだ。
起案者、ヴィーガンズCafe@伏見の松田君からの依頼で、常温保存
が出来るレトルト加工に取り組んでいるんだけど、これが難しい。
冷凍保存に比べ、熱処理が災いするのか、そもそも使う調味料が違い
すぎるのか….。まだまだ研究が必要なようです。
コーディネイターの「結構イケルと思うよ」に期待したんだがな~
複数のレトルト加工事業者を当たって思ったことは、皆カレーを
相当数抱えてやっている。みなサンプルでカレーくれるのだけど、
どれも首をかしげる仕上り。
加工ロットはフィルムロールの有効寸法からか、どこも2000袋から
対応が可能。サンプルカレー、20食は試食したが、ウマイものに
まったく当たらない。ここんとこどうよ!?うまいモノ出せないのに
加工依頼するはずないじゃないか。
並べても、レトルトのクオリティをどうかなと思ってしまう。
冷凍の方が喜んでもらえそうだよね。
一番ウマイのは、伏見のVegansCafeで食べることなんだけどね。
2014.02.05 ちっこい農家が客と出会う方法…セミナーれぽ
2014.02.05 アグリチャレンジ研究会セミナー報告
京都を中心に17名の農家・酪農家が出席。一人ひとりは
訪ねれば出会う一般的な農家。ただ、彼らには決定的に違う
特徴がある。それは、衆知の交流から問題解決のヒントがえ
られると言う勉強会のベースができている点。
上手く行っている知恵者にビジネスのノウハウを学ぶ姿勢
がある農家って珍しいのよ。
そんな彼らを前に、本日の御題は
『ちっこい農家が客と出会う方法』
● 僕らの販売マーケット特徴;
・なぜ無農薬産品なのか
・棚に残った農家
・棚から消えた農家
・都市部の顧客イメージ
●成果順、顧客獲得のプロモーション手段
●どうやって顧客増やしたか
・気持ちよく支払ってもらう
・積極的に顧客を選ぶ
・顧客獲得コストを徹底的に削る。
●チームビルディング
・共通ルール
およそこんな内容のセミナーを事例交えて紹介。その後は、
キッチンハウスにちにちさんの特別ランチ!
昼食後は、全員参加で個々の営農課題と解決案、今年の抱負
を盛り上げるセッションに展開していったのでした….。
皆の悩みをそれぞれの事情から検討。つくづく農業って、
ビジネスのセンスが問われるなと感じたのでした。
街のスモールビジネスを経営しているリーダーなら、皆工夫して
もっているいるアイデアみたいなものを活用すれば、結構解決する
課題、現場の悩みをビッシリ吸収しちゃったセミナーでした。
窪
ベジタブルボックス 2月の御案内
ベジタブルボックス 2月の御案内
新鮮な仲間のお野菜を詰め合わせで御届けしています!
2月1日 | 2月8日 | 2月15日 | 2月22 |
この他に季節の御野菜3~5品 | この他に季節の御野菜3~5品 | この他に季節の御野菜3~5品 | この他に季節の御野菜3~5品 |
【2月】 畑の冬野菜、味が最高潮になるこの季節。後半ともなればそこかしこに、春の息吹が感じられます。僕らの仲間がその土地土地で長く育てられてきた野菜には、味や育ち具合に理由があります。是非ともそこのところを楽しんで戴きたいなと思います。
●毎週・隔週を選んでお申込下さい。
・三人家族で4食分程度のボリュームです。
・季節のお野菜が約8品程度を御包みしています。
・毎週土曜日の発送→日曜か月曜の御届けです。(お選び戴けます)
・全て、自然由来の肥料と農薬を使わずに栽培されたお野菜です。
●お代金
・2,400円
・送料
1. | 近畿・東海・北陸・中国・四国 | 550円 |
2. | 関東・信越・九州 | 630円 |
3. | 東北 | 870円 |
4. | 北海道・沖縄 | 1,400円 |
5. | 土曜当日配送(神戸・大阪のみ) | 600円 |
6. | 店頭受取 | 無料 |
★通常80サイズのゆうパックで発送します。
お申込お問合せは
NPO法人ジオライフ協会 ベジマ係
電話 06-6232-2012
▼メールでのお問合せは下記のフォームから入力下さい。
vegemaodr★gmail.com までお申込下さい!
(★を@に変えて送って下さいね)
2014.01.24 たまねぎ達に追肥@富田林圃場
2014.01.24 たまねぎ達に追肥@富田林圃場
追肥は、量、方法、時期を皆が悩むんだよな。栽培中の固体の成り方
振る舞いをよくよく観察していると、結構プランは見えてくるかな。
●たまねぎ(晩生)
先週は、圧搾油粕をかぶもとにザラっと施肥。
これが意外に時間と手間かかる。栽培実績に差が無いとのデータから、本日はペレット鶏糞を株元に
差込み。
意外に早く、1,200株約70分で完了。
●こかぶ(耐病ひかり)
収穫できる一株70gサイズに成長してよい具合
●赤リアスからし菜
好調。びっしり生え茂った赤リアスからし菜の株元は、うっそうと暗く
いい按配に糸状菌?結構はびこっているだろ!
おまけにトンネルの中は湿度高すぎて、こいつらの活動が
結構活発。うーん、出来ればもうちょっと後から活動して
欲しいんだけどな。他の病気が少し心配。
●紅菜苔-菜の花開花!!
畝間の水は凍っているのに、トンネルの中は、そんなに温かいのか。
後ピンだけど、黄色い菜の花なのわかるかな。
もうそろそろジャガイモの準備時期だよね。2月14日は定植日!
2013.12.28 風雪に負けない『夢』
2013.12.28 風雪に負けない『夢』
「年明け早々にゆず使った試作加工に取組みたい」との打診。
そうこうしていると、大阪府の普及指導所から、大雪注意報でてて29日にかけてさらに降雪とのこと。水尾集落の僕らの果樹は標高370mとまさに雪が来る山間部。
早めに取りに行くかと朝のマーケットを段取った後にハサミとハシゴ積んで山へ!
亀岡をこえたところから見る愛宕山は真っ白に雪化粧。
タイヤは変えてきたが、大丈夫か?と477号線をまわると一面が雪
ゆず収穫できるんだろか….
現場は陽射が差込む南西斜面。さすがに温かいのか
雪は心配したほどではなく、さっそくハシゴをかけてゆく。
このハシゴ、ヒノキと栗で作られているもの。軽く、アルミのハシゴはかなわない。
木材確保できたら、自分に合ったハシゴを作りたいものよ。
しかしさすがに凍てつきはじめていて、半分くらいを廃棄。来年は、もっと計画的に収穫したいもの。
無農薬栽培ゾーンからさっくり一カゴ分を摘み取り作業を完了。
搾汁終了の報告も入り、来年の加工品作りは弾みがつきそう!
窪
2013.12.10 からし菜人気…。富田林でよく育つ。
2013.12.10 からし菜人気…。富田林でよく育つ。
●赤リアスからし菜
無農薬栽培で販路を切り開いてきた僕らの売場では、おのずと
生食野菜の人気は高くなってくる。
施肥で辛味と風味がのってくると思う野菜の一つがこの赤からし菜
エンジ色の葉っぱが程よい辛味をもっていて、茎もはごたえが良く、
気に入ってもらえる。
●たいびょうひかり(かぶら)
トンネル栽培でも、なかなか大きくなってこない。出荷は2月の中旬
からだろうか。
●紅菜苔
菜の花だけで出荷するのがもったいない様子。葉っぱを一度
お浸しにしてみるかな。
●たまねぎ
2014.02.05 ちっこい農家が客と出会う方法を学ぶセミナー
2014.02.05 ちっこい農家が客と出会う方法を学ぶセミナー <このセミナーは終了しました。>
大阪の西区江戸掘。ここで当団体は野菜販売所を運営して四年目になります。
自分達と仲間の野菜や加工品も少し置いたりしたこのお店では半分が予約、お客さんがリピートしてくれる交流拠点になってきています。
このハンサム・ベジタブルマーケットを運営してきた経験から;
1. ハンサム・ベジタブルマーケットの顧客分析
2. 顧客に伝わる独自性の情報化方法
3. うまくいった、お客さんの増やし方
を自らもちっこい農家であるプロジェクトリーダーの窪 一が解説します。
街のお客さんに、ちっこい農家が『この産品うまいねん』を知ってもらうための誰でも出来る方法をひもときます。
●内容
ハンサム・ベジタブルマーケットの実情から;
1. ハンサム・ベジタブルマーケットの顧客分析
2. 顧客に伝わる独自性の情報化方法
3. うまくいった、お客さんの増やし方
昼食
4. 受講者の事例を実際に情報化するグループワーク
ジオライフ協会の会員、出荷者は 昼食代 1,000円のみ負担下さい。
●参加費: 1,000円
・昼食は キッチンハウスにちにち の特別メニュー
●日時 2014年2月5日(水) 10:30~14:00
●場所 キッチンハウスにちにち 3階スタジオ
所在地:大阪市西区土佐堀3-4-18
googleマップ http://goo.gl/4Ft3Jo
地下鉄阿波座駅9番出口から徒歩10分
●申込
NPO法人ジオライフ協会 ちっこい農家支援係まで電話かメールでお申込下さい。
電話 06-6232-2012
メール jim★handsomegarden.com ★を@に換えて送信下さい。
申込期限 2/1 (土)
【1/18 追記】既に15名程集まっており、後5名程の参加枠です。
お申込はお早めに。
2013.12.10 柚子の木の上では20kt(風力5)の風
2013.12.10 柚子の木の上では20kt(風力5)の風
小雨と風吹きすさぶ中、水尾の柚子園に集まった援農ボランティア
隊第一陣6名。
特製はしごと、110個の収穫用コンテナを果樹園に搬入することから
作業開始した直後に集落の方との勘違い・行き違いがあって、作業中断。
皆さん、俺は聞いてない…から始まるのだけど、話し合うと一応納得。
一番、理解あったのが自治会長!
作業再開で、 柚子収穫のコツ、「落ちたら拾わない。」
「(鋏で)挿してしまったら廃棄」「ヘタを可能な限り切り落とす」
「手が届かない柚子は無理にとらない」
『救急車呼んでも2時間必要!自分の身は自分で護る』
しかし、取り残しは無い様に!といった説明の後、特製はしごの使い方を
見よう見まねで覚え援農ボラ隊は果樹園に散開。
めいめいにスタートするものの、悲鳴?があちこちから聞こえる。
皆、頑張っている。溶接用の肘まである皮手袋でも柚子のトゲを防ぎきれず、
刺さっちゃうのよね。
特製はしごは13段。柚子の木の最上部から顔出すと、頭の位置は
4m超….。過酷な作業なんだけど、柚子の香りに皆さん危険が麻痺
しがち。
昼飯後から、がしがし収穫するも本日は24コンテナ。本日までの
収穫量 600kg….。予定に400kg足りず作業終了。
今夜の宿は宇多野YH。晩飯囲んで、明日からの作業を打ち合わせた
のでした。
明日は3名のボランティアが参加予定。400kgは収穫して欲しい!
まとめ:窪
柚子の木の上では20kt(風力5)の風 -了-
2013.12.09 柚子の香包に包まれ滑落..!
自らの形態を変形してでも枝ぶりに張り付く果実に、僕らの
未来を重ねている。
ここまで食い込めたら…大したもんだろ!団体の活動も
こうありたいものよ。
柚子収穫、お手本見せるつもりが2回はしごから滑落。
収穫は一人130kg(目標200kg)と計画通りには行ってない。
明日からは、剪定が進んだエリアの収穫も平行して行うので
なんとかなる予定。
このコンテナで100箱収穫…。
収穫すると、柚子の香りが立ち込めて、酔いそうになる。
このアロマに含まれる成分は、副交感神経を活発に立ち上げる
利得がありそうなもの。
ともあれ、強烈なスパイクと早い日暮れにココロを残して、
水尾を撤収。
帰りの車中、15日イベントの昼食メニューで盛り上がって
きた。チームメンバーに共通する個性は:
『喰うコトになると時間を忘れる』
営農事業スタッフに必須の素養だといえます。
“にっしー”創刊号に取材戴きました。
西区の北東部に都市を楽しむお店が増えて、都島より若い世代が
増えている実感。そんな西区の広報誌”にっしー”創刊号で、僕らの
無農薬野菜販売所を取材して戴きました。
『ほとんどの人がリピーターに….』は大げさだけど、取材者が
「後で買って帰えろ」はちょっと嬉しいコメント。
四年目を迎えて、区域の地縁も少しづなんだけど増え、大阪の
江戸掘も僕らの活動と縁のある街になってきましたね。