晴れ時々のら仕事
2013.10.23 セミナー「発酵堆肥・ぼかし肥を効かせてゆこう」 Day2
2013.10.23 セミナー「発酵堆肥・ぼかし肥を効かせてゆこう」 Day2(全二回)
●このセミナーは終了しました。多数の参加、有難うございました。
循環型農業では、手に入る身近な資材を積極的に活用することで生産管理費を抑え、環境への負荷を減らせます。
9月の座学で紐解いた、身近にあって安価に手に入る素材「米ぬか」を極上の肥料に変身させる発酵のプロセスを実地で学びます。事前に仕込んだ発酵米ぬかとを使って、当日は仕込みのコツ、施用の基本について学びます。
●日時
2013年10月23日(水) 9:00~13:00
●講習場所
信楽・野田養鶏場
集合場所:ほんまもん市前(プロムナード青山(草津)
http://honmamon1.com/guide/map.html
●会費
参加費 1,500円 (アグリチャレンジ研究会、畑クラブのメンバー、ベジマの会員さん)
参加費 2,000円 一般参加者
持参するもの:持ち帰り用の発酵用ポリバケツかポリ袋(20リットル~40リットル)
乾燥米ぬか10kg。
★事前予約戴ければ、発酵用の容器と米ぬかを1,000円で用意します。
●申込方法
事務局までメール、もしくはお電話で申し込みくださいませ。
・参加者指名
・所属団体名
・連絡先電話番号とe-mailアドレス
・参加人数
申し込み先 NPO法人ジオライフ協会 アグリチャレンジ研究会係まで
電話 06-6232-2012 FAX 050-3737-8136
—————-<講師紹介>——————–
野田 勲
自然農圃場と平飼養鶏場を論理的に考えて営農。品質の高い野菜づくりと野菜の販売所(ほんまもん市)を経営。どのような微生物による発酵が目の前の栽培課題を解決してゆくのかをひもときます。
Day2(10月23日)では、滋賀県甲南にある平飼養鶏場で、発酵ぼかし肥料作りを体験するワークショップを開催します。
2013.09.17 台風直後でも作業できる圃場
台風直後でも作業できる圃場
台風一過。悩みはいくつかトラブルを抱えている農地の復旧調整。
栗東の仲間は重機投入しないと再び耕作できないほど崩落がひどい。
とりあえず、わずかばかりのさつま芋、バターナッツを獣から救う
緊急収穫隊が組織され現場で作業。下を向きがちな処に夢を語ろう!
そんな中、アグリチャレンジ研究会で剪定枝の多投栽培モデルの
実習を行ったセレクトファームを訪問すると、あまりに周囲と違った
情景に眩暈すらおぼえた。
あの大雨警報の翌日だというのに。何事もなかったように種まき
しているではないか。圃場にはまったく水が留まっておらず、研修生
もレーキで畝の上を普段のとおり均している。
排水性を確保している彼らの土壌は、あの豪雨をもモノともせず
普段どおりの作業が行えているのだ。
土壌、環境が整うのとそうとないのでは、栽培は劇的に成果が変わる。
この環境を問う技術こそ、セレクトファームがたった数年で実現した
栽培技術の肝なのだそうだ。
どうすれば経験浅い農家がここに辿りつけるのだろうか。要素は
いくつかあるが、成功事例を学び、仮説を考え抜き、実践する。
これまでの就農者がなおざりにしてきた基本フレームワーク。
僕は一つだけ約束できる。我々とこの農場で一緒に身に着けたものを
誰も奪えはしない。繰り返し成果のあがる農業を生業にできるのだ。
栽培環境をどう構築するのか….それを供に学ぼう。
窪
2013.09.13 百井栽培日記 五十日白菜播種
五十日白菜播種
気温 27℃(10時)晴
ジャガイモ後にニンジンは有効。見事に生えろそっていて、来週あたりは
間引きが必要。この一週間、気温が夏に戻ったかのようでとても高い。
折角12cm程度に育ってきたコカブ、水菜は食害で全滅。蒔きなおし必要。
●九条ネギ (畝No.A2)
育苗、乾燥、持越乾燥、各苗ともに好調。購入した乾燥苗の分けつが盛ん。
追肥鶏糞5kg/畝。
●リーフレタス (畝No.A9)
レッドファイヤー好調。グリーンリーフ苗120株定植
●白菜・チンゲン菜・ラディッシュ播種 (畝No.A14)
ぼかし肥+米糠+鶏糞散布後、管理機にて耕耘。そこへ、播種。
おきにいり50日(タキイ種苗)、チンゲン菜、ラディッシュ(赤チャイム)
播種。蒔きすぎ防止にポット蒔き用のハンドシーダー活用。
●春菊 (畝No.A12)
順調。ただ、間引き必要。
●つるなしインゲン (畝No.C14)
まだ花着け始めた!片付けたいのだけどな。10月1週目程度まで収穫可能か。
●キャベツ (畝No.C12)
気温高いせいか、外葉の展開が意外に早い。来週は一回目の追肥。
年内採りなら、来週が播種限界に思う。コカブ、他の再播種検討。
8/9ニンジンが好調なのが救い。といっても雪割り収穫になりそう。
2013.09.05 百井栽培日記 九条ネギ定植
九条ネギ定植
気温 21℃(11時) 曇時々霧雨
野菜にとって、時間は平等。昨年、ダイコンサルハムシによる食害が
ひどく、こかぶの播種は9月一週目から、三週蒔きなおした。
そこそこ収穫できたのだが、やはり遅く、大きさはピンボール大以上には
ならなかったのだ。
8/9播種分のカブ、みずなにキスジノミハミムシの成虫を良くみかける。
やれやれ、また幼虫による表面食害がでるもよう。えん麦”ニューオーツ”
有効とのこと。
●九条ネギ (畝No.A2)
手がま除草ゆえ、九条ネギの定植畝を整理するのに手を3時間も取られる。
なんとか400株(生苗60株、購入干苗220株、干苗120株)を完了。
●リーフレタス:晩抽レッドファイアー タキイ種苗 (畝No. A9)
百井の苗床で栽培進めてきたレタス苗がかなり大きくなっている。
時間がとれず1時間程で100株定植。
ここで時間切れ。今日は、農業関連の情報化を研究している組織からの
来客応対。
圃場を案内、交流センターで連携事業の未来について
相談。
ベジタブルボックス 九月の御案内
確定しているお野菜のほかに4~5品入ります。 | |
9月7日 西洋五寸にんじん モロヘイヤ ミディトマト・京あかね 赤おくら | 9月14日 紫さつまいも バターナッツ しかく豆 サラダ水菜 |
9月21日 青茄子 そうめんかぼちゃ 小松菜 子供ピーマン | 9月28日 丹波黒こまめ 庄屋大長茄子 さつまいも(坂出金時) ふだんそう |
●毎週・隔週を選んでお申込下さい。
・三人家族で4食分程度のボリュームです。
・季節のお野菜が約8品程度を御包みしています。
・毎週土曜日の発送→日曜か月曜の御届けです。(お選び戴けます)
・店頭より10%程度を割引かせて戴いています。
・全て、自然由来の肥料と農薬を使わずに栽培されたお野菜です。
●お代金
・2,000円
・送料(2013年7月改定)
1. | 近畿・東海・北陸・中国・四国 | 550円 |
2. | 関東・信越・九州 | 630円 |
3. | 東北 | 870円 |
4. | 北海道・沖縄 | 1,400円 |
5. | 土曜当日配送(神戸・大阪のみ) | 600円 |
6. | 店頭受取 | 無料 |
★通常80サイズのゆうパックで発送します。
★夏季5月~10月は冷蔵便(+380円)
お申込お問合せは
NPO法人ジオライフ協会 ベジマ係
電話 06-6232-2012
▼メールでのお問合せは下記のフォームから入力下さい。
2013.08.27 農外からの参入者支援
僕らNPO法人ジオライフ協会の重要な取組の一つに就農者の支援があります。
今回の依頼は大津の田上というエリアで長らく放棄されていた水田の再生事業支援。
地名は羽栗町という程、栗が良く生えている山間地です。
当初は、営農方針案にアドバイス欲しいということから、同行したアチャ研メンバーの山田君(走井集落に就農)ともども意見交換。
農地の背景がまったく判らないので、やれることが絞り込めません。とりあえず、高低差50m程の2ha程度の農地。上りきったところにこじんまりとした池有。
アグリパーク構想されたとのことですが、それには規模が小さい様に感じました。
「もし栽培するなら、何が良いだろう?」との質問に、北向き斜面の段々畑。土壌、標高(158m)から、「僕が当事者なら葡萄やります」と提案。
農地を開墾中の若い担い手は伏見でオーガニックCafeを運営されている法人。
熱意はあられるし、地主様との関係もとても良好。続けてゆける収益性考えた営農モデルをざっくりと提案差し上げました。
ハンズオンで関わるか否かはこれからの契約次第ですが、是非とも想いを実現して欲しいなと思うチームとの出会いでした。
2013.08.09 百井栽培日記 秋冬野菜播種
2013.08.09 百井栽培日記 秋冬野菜播種
気温 32℃(13時) 快晴
気温が高く真夏日となった金曜日、百井でも32℃と温度高く少し作業する
だけで汗。25℃くらいを好む野菜はどれも日中しおれて、夕方元気を取戻す。
紫カリフ根こぶ菌を疑う程ではないが、日中しおれるのが少し心配。混植中
のキャベツには兆候無。
●ミニチンゲン菜(畝b1)
食害多。ちょっと売り物になりそうにない。賄い用だね。
●ニンジン(畝b2)
茂って間隔狭そうなところを少し間引き。勢い良。
●九条ネギ苗(畝b3)
少ないうえ、よとう虫の食害が少し発生。
●紫カリフ(畝A3) パープルフラワー
播種後141日目。花蕾の雰囲気すらない。丈は40cmを超えてきた。
●キャベツ(畝A5) ヒット甘藍
放置畝は食害もそこそこ…結球も進んでいる。
●レタス4種苗床(畝A8)
レッドファイアーは発芽率高、ゴジラ・チコリ出揃う。コロラドまったく
芽がでていない。春レタスには暑すぎるのか。
秋レタスなら直播でも全然問題ないのではないだろうか。
●赤紫蘇 (畝A11)
初期に株元除草したエリアが勢い良。
●水菜・春菊(畝A12)
水菜、春菊を二列に播種。9/28~収穫予定。
●ニンジン・こかぶ (畝A13)
ジャガイモの後作に播種。このところ夕立多いとのことで夏ニンジンを
ギャンブル播種。畝の南半分にこかぶ(味サラダかぶ:宇治交配)
●菊芋(畝C4)
昨年のものを放置していたのだが、完全に野良化。連作無いのか?
今年は全部掘り起こさないとマズイ。
●スィートコーン (畝c5-c7)
最終の収穫。追肥がぎりぎり間に合った様子。全体にオオモノという
割に小さい。やはり昨年までのゴールドラッシュ88直播が一番成績良い。
●打木赤皮栗南瓜、バターナッツ(畝C8)
直径15cmと小ぶりながらあちこちで赤くなり始めている。下に
刈った野草で座布団引いているが、触れているところだけが色がついて
いない。ねじると茎がちぎれそうなので放置。
●とんがりキャベツ (Spitzkraut)シュビッツコール?(畝C12)
日本の土壌。それもプチ高原百井にあうのだろうか。苗を富雄実験圃場
で作ってもらい提唱。ベルギー朝市でみたトンガリキャベツ再現なるか。
残肥たっぷりなニンニク後に定植。
●つるなしインゲン (畝C14)
500gばかり収穫。畑の日当たりのせいか西側に実が良くついている。
来年は雪解け直後4月頃に播種して、もっととれても良いかも。
2013.09.03 セミナー「発酵堆肥・ぼかし肥を効かせてゆこう」 Day1(全二回)
●本講座は終了しました!Day2に参加下さいませ。
2013.09.03 セミナー「発酵堆肥・ぼかし肥を効かせてゆこう」 Day1(全二回)
循環型農業では、手に入る身近な資材を積極的に活用することで生産管理費
を抑え、環境への負荷を減らせます。
現代農業の現場では、多施肥による窒素、リン等の溶脱と流出がが環境に
与えているダメージ問題となってきています。土壌の保肥力を高めて、
微生物バイオマスを積極的に活用する発酵肥料づくりと微生物バランスの
とらえ方を実践家に学ぶセミナーです。
●日時
2013年9月3日(火) 19:00~21:00
●会場
JR京都駅南の京都テルサ 第4会議室
http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html
●会費
参加費 1,500円 (アグリチャレンジ研究会、畑クラブのメンバー、ベジマの会員さん)
参加費 2,000円 一般参加者
●申込方法
事務局までメール、もしくはお電話で申し込みくださいませ。
・参加者指名
・所属団体名
・連絡先電話番号とe-mailアドレス
・参加人数
申し込み先 NPO法人ジオライフ協会 アグリチャレンジ研究会係まで
電話 06-6232-2012 FAX 050-3737-8136
—————-<講師紹介>——————–
野田 勲
自然農圃場と平飼養鶏場を論理的に考えて営農。品質の高い野菜づくりと野菜の販売所(ほんまもん市)を経営。どのような微生物による発酵が目の前の栽培課題を解決してゆくのかをひもときます。
Day2(10月23日)では、滋賀県甲南にある平飼養鶏場で、発酵ぼかし肥料作りを体験するワークショップを開催します。
2013.07.31 鞍馬口でオーガニック・マーケティング
鞍馬口でオーガニック・マーケティング
京都の町屋を改装された、それはそれは良さげな、こあがりカフェ。
そこの店長前にあんまり忙しくなって欲しくないな~と不謹慎にも口
にしてしまうほど、隠れ家感が心地よいCafeに僕らの農産品
マーケティングについて呼んで戴きました。
提案させて戴いた、お店顧客と店主が一緒に楽しんで戴く学びメニューは;
・ヒグラシの頃に始める糠ドコ講座
・自慢!てまえみそ体験
・稲藁でかもす納豆セミナー.
・子供うまれる年につける20年後に呑むの梅酒講座
と自ら楽しめるオーガニックコンテンツがでてきましたねー
当団体ががっちりバックアップ支援させていただく、
講座コンテンツと、どんな生活者がオーガニックに興味もって
いるのかを説明。
1FはこあがりCafeとヘアサロン。2Fはエステサロンと言う複合施設に
オーガニックマーケティングはばっちり合いそうです。
2013.07.21 アチャ研・活動報告”援農畑再生隊~休耕地の再生”
7月21日 富雄栽培日記(休耕地の再生)
快晴
気温36℃
活動エリアの周囲でちらほら見かけるのが、なかなか手が廻っていない
畑。この時期の湿気と陽射をうけて、見事に野草どもが露地を占拠!
背丈が人の身長をこえる野草群は、刈れるもんなら刈ってみろ!
と高齢化した農家を寄せ付けない。だけど、近寄って観察すると、
てんとう虫、かまきり、蜘蛛といった有機農業の益虫どもが
びっしりと住み着いています。まるで、香港の高層アパートのように。
若手にとって、こうした場所は借りられれば、成果をあげるチャンス
農地かもしれない。
そうこうあって、とりあえず本日は援農畑再生(草刈?)隊として
農地整備の任にあたる、なりゆき。
ここは、今期導入されたぴかぴかの新品”自走型草刈機ハンマー
ナイフ”を投入(日本たばこ産業様から助成)だろ~と、皆嬉々と
現場集合。
手でふりまわす草刈機と違って、自走式で押すだけ。
おまけに細かく粉砕するから刈った草の跡片付けも不要。多少コツは
いるものの、農地は、分解しやすいコマ切れの有機質資材(野草)を
補給したような状況で耕作できる様になったのでした。
炎天下で暑いのをのぞけば、草刈と片付という重労働を畑の髭剃りみたいな作業
に効率をアップする。そしてなにより、たっぷり吸肥した野草がもつ、窒素・カリウム
を畑に取りこむ貴重な資源回収手段でもあるわけです。
今回は、草刈作業で”青葉アルデヒド(アロマ:みどりの香)”をたっぷり吸引!
爽快感のある援農作業でした。
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