アグリチャレンジ研究会
スマホ野帳で栽培ナレッジ共有勉強会
スマホで栽培課題相談!2014年の栽培を考える会 (この勉強会は終了しました)
日々の栽培記録をiphone等のスマホやipadで撮影して、野帳画像データベースに取り込みアグリチャレンジ研究会内外の知見者からアドバイスを共有出来れば悩みの一部は解決するのではないか。
ここに着想をもたれシステムの開発を進めてこられた『日本情報化農業研究所』の開発中アプリケーションを使って2014年の作付けとノウハウ共有する方法を一緒に考えてみませんか?
そんな有機農家を鍛えるミーティングを開催します。
対象:栽培現場をもっている栽培家に限ります。
現在開発中ソフトは初期版が開発完了。テスト運用を進めるための説明会を12/26に行って戴けることになりました。
使い方の説明、どのような栽培ノウハウを共有してゆくのか。栽培家にとって良い事はないか。このあたりのミーティングになります。よろしく参加下さいませ。
●MTG日時・場所
日時 2013/12/26(木) 18:30~21:00
場所 大阪産業創造館 六階 C会議室
持参 スマートフォンかタブレットPC、もしくはノートPC。そして来年の作付案
参加される場合は、栽培方針と共通の課題をテーマにブレストします。来年春作からの栽培案をざっくりまとめてきて下さいませ。
●申込
NPO法人ジオライフ協会 アグリチャレンジ研究会まで
・氏名
・主要栽培品目
をもって
電話かメールでお申込下さい。
電話 06-6232-2012
メール jim★handsomegarden.com ★を@に換えて送信下さい。
申込期限 12/20 (金)
2013.12.10 柚子の木の上では20kt(風力5)の風
2013.12.10 柚子の木の上では20kt(風力5)の風
小雨と風吹きすさぶ中、水尾の柚子園に集まった援農ボランティア
隊第一陣6名。
特製はしごと、110個の収穫用コンテナを果樹園に搬入することから
作業開始した直後に集落の方との勘違い・行き違いがあって、作業中断。
皆さん、俺は聞いてない…から始まるのだけど、話し合うと一応納得。
一番、理解あったのが自治会長!
作業再開で、 柚子収穫のコツ、「落ちたら拾わない。」
「(鋏で)挿してしまったら廃棄」「ヘタを可能な限り切り落とす」
「手が届かない柚子は無理にとらない」
『救急車呼んでも2時間必要!自分の身は自分で護る』
しかし、取り残しは無い様に!といった説明の後、特製はしごの使い方を
見よう見まねで覚え援農ボラ隊は果樹園に散開。
めいめいにスタートするものの、悲鳴?があちこちから聞こえる。
皆、頑張っている。溶接用の肘まである皮手袋でも柚子のトゲを防ぎきれず、
刺さっちゃうのよね。
特製はしごは13段。柚子の木の最上部から顔出すと、頭の位置は
4m超….。過酷な作業なんだけど、柚子の香りに皆さん危険が麻痺
しがち。
昼飯後から、がしがし収穫するも本日は24コンテナ。本日までの
収穫量 600kg….。予定に400kg足りず作業終了。
今夜の宿は宇多野YH。晩飯囲んで、明日からの作業を打ち合わせた
のでした。
明日は3名のボランティアが参加予定。400kgは収穫して欲しい!
まとめ:窪
柚子の木の上では20kt(風力5)の風 -了-
2013.12.09 柚子の香包に包まれ滑落..!
自らの形態を変形してでも枝ぶりに張り付く果実に、僕らの
未来を重ねている。
ここまで食い込めたら…大したもんだろ!団体の活動も
こうありたいものよ。
柚子収穫、お手本見せるつもりが2回はしごから滑落。
収穫は一人130kg(目標200kg)と計画通りには行ってない。
明日からは、剪定が進んだエリアの収穫も平行して行うので
なんとかなる予定。
このコンテナで100箱収穫…。
収穫すると、柚子の香りが立ち込めて、酔いそうになる。
このアロマに含まれる成分は、副交感神経を活発に立ち上げる
利得がありそうなもの。
ともあれ、強烈なスパイクと早い日暮れにココロを残して、
水尾を撤収。
帰りの車中、15日イベントの昼食メニューで盛り上がって
きた。チームメンバーに共通する個性は:
『喰うコトになると時間を忘れる』
営農事業スタッフに必須の素養だといえます。
2013.12.15 『京・ゆずの里』収穫援農募集
2013.12.15 25年度『京・ゆずの里』収穫援農募集 (このイベントは終了しました。)
京都、嵯峨野のさらに奥。水尾集落で、無農薬栽培のゆずがたわわに
実っているものの、収穫の担い手が足りません。
そこで収穫援農者を募集します。
保津峡駅から3キロ程の水尾集落は、清和天皇の墓陵がある里山です。
14世紀初頭よりゆずが栽培され、京都を代表するゆずの生産地です。
しかし、過疎が進む水尾集落では担い手不足からゆずの収穫量が減って、
今回も松尾さんの果樹園では収穫が難しくなってきています。
当団体では、このゆずにまつわる里山の暮らしと文化を語り続ける
取組として収穫体験と六次産業産品の開発に取り組む企画を起しました。
薬を散布しないゆずは弾力に溢れ、峻烈な酸味と香りが楽しめます。
12月15日(日曜日)水尾集落の果樹園で収穫作業に参加戴き、その
物語を街にお土産のゆずと一緒にお持ち帰り戴きたいと考えております。
——-本活動への参加は保険の関係もありますので、必ず事前参加申込下さい。—–
注意:作業ははしごに登りハサミを使った収穫作業となります。
小学生以下の児童を帯同しての参加は遠慮下さいませ。
●参加費: 2,450円
・昼食付
・無農薬栽培の水尾ゆず2kgお持ち帰り戴けます。
・後日、収穫物から搾汁した100%果汁を1本(900ml)送付差し上げます。
●日時 平成25年12月15日(日) 9:30 集落内水尾集会所前集合
★京都市農協水尾支店交差点を山側へ50m
googleマップ: http://goo.gl/NCD01c
17:00現地解散予定。
●アクセス
山陰本線保津峡駅下車、徒歩40分
小さな集落ですので、車でこられる場合は駐車スペースに苦労します。
必ず事前にお問合せ下さい。
●持ち物
・防寒具 12/15は結構寒いです。
・剪定ハサミ ハサミ無では収穫できません。
・分厚い皮グローブ 水尾のゆずはとげが鋭く、軍手では怪我します。
厚手デニムのジャンパーでもある程度は防げます。
できれば手甲を持参下さい。
団体では、以下のグローブを重宝しています。コーナンPROで購入できます。
●申込
NPO法人ジオライフ協会 水尾集落援農係まで電話かメールでお申込下さい。
電話 06-6232-2012
メール jim★handsomegarden.com ★を@に換えて送信下さい。
申込期限 12/9 (月)
皆様の御支援・御参加をお待ちしております。
稼げている農業 Vol. 1
稼げている農業
加工品の相談に、有田川(和歌山県)沿いの農家を訪ねました。この時期、
スダチは終わって、柚子の収穫がが始まっています。
『面接の人ですよね』と訪ねたところ、声をかけられました。
人を募集している農家って初めてです。
この有田川沿いは近畿の果樹大国。ミカン、じゃばら、すだちゆずと
シーズンのかんきつ類が山積みです。この農園さんでは搾汁を請け負って
おられて、このエリアの農家が原材料の果物を持ち込んでいます。
ここの搾汁方法は特徴があって、えぐみの元になる油包(皮)をなるべく
搾らない。歩留まりは1個あたり25%と決してよくありませんが、添加剤を
加えない果汁を農家に返しています。その方法が良い品質を実現。
農家も、搾ってもらった果汁を20リットルの冷凍パックで受取、自分達で
商品化。この時期、かんきつ類は流通も多く、安定しているけど価格安い。
搾汁を冷凍して夏までまてば、需要はがつんとあがります。
街中で就職するより夢のある農業が実現している事例ですよね。
それ、なんぼのもんよ?
活動を広くあまねく….
大阪にあるバレーボール実業団からの依頼で、Blog運営方法の指導を
当団体よりサポートさせて戴きました。
この関係の間合いを突然、詰めてくる「なんぼ」のココロは、
大阪に暮らすものなら皆、その意味合いを知っているかと。
「いかばかりか」とほぼ同じ意味と知るまで、上方言葉をどぎついと
思ったもの。仕事であれ、スポーツであれ、アートであれ世に価値を問う
リアルな活動は
『何々をやってます』
を説明しなければならないわけです。
そこで活躍するのがBlog。現場チーム員が簡単にWEB情報を追加
してゆけるCMSツールの指導講習会を日本情報化農業研究所の齋藤さんと
一緒にサポートさせて戴いたのでした。
ハンサム・ガーデンのWEBサイトもWordpressと言うCMSツールで
運営しています。ここに興味を持たれて、WEB作って、指導して欲しい!
との相談。いつもの農業内外の事業者ではなくて、なんとバレーボールの
実業団チーム。それも個性があって、皆ホテルへ勤務しながらスポーツの
活動やっているというユニークな「大阪スペリオールズ」。
監督とマネージャー以外、全員平成生まれのメンバーは何しろ飲み込み早い!
2013.10.23 アチャ研・活動報告”発酵ぼかし肥を効かせてゆこう”セミナーDay2レポ
2013.10.23 アチャ研・活動報告”発酵ぼかし肥を効かせてゆこう”セミナーDay2レポ
栽培農家の身近にあり、しかもほぼ無料で大量に手に入る資材『こめぬか』。
こいつはそのまま土に入れてもなかなか分解しないし、肥料としての早期の効果が期待しにくい。それゆえに昔から農家は、発酵により極上の肥料「ぼかし肥」を作ってきたのでした。
アグリチャレンジ研究会では、実践家の「野田さん」を講師に招いて、9月のDay1で座学、続くこのDay2で「ぼかし肥づくり」を受講者に体験戴く企画を実行したのでした。
■こめぬかをどうしたいのか
『発酵』させたい。その前に微生物の違いを知っておくこと。
1.)嫌気環境(酸素をなるべく与えない)
乳酸菌群や酵母菌群が繁殖しやすくなる。
・あんまり温度あがらない 40℃くらいまで
・乳酸菌活発に増えるとpHが下がる(酸性になる)
2.)好気環境(酸素を積極的に供給する)
糸状菌(こうじやかびの仲間)や納豆菌などが繁殖しやすい。
・温度が上がりやすく、50℃を超えてくる場合もある。
・熱くなりすぎたら、広げて温度下げる
・水分多すぎると腐敗もしやすいので注意。
■こめぬかに加水 水分量60%って?
水を少しづつ時間かけてまぜる。加水した水は取り除けないから、初心者は水を多くいれすぎる。(受講生全員が失敗しました。)
目安は手で握ってもボロッと崩れるくらい。
■たね菌をくわえないの?
自然環境に有用な菌もたくさんいるので、まずは自然に発酵が始まるプロセスを体験してみましょう。
■容器を密閉(嫌気)するのか?空気(好気)を加えるのか?
切替すと(混ぜること)空気が入って好気環境になり、密閉していると嫌気環境になる。コウジやけかび、クモノスカビを活用するなら好気環境。乳酸菌群を積極的に使うなら嫌気環境に誘導する。
■温度を意識的にみよう。
安い温度計で十分。温度で発酵状態を有る程度知る事ができる。
・40℃前後をうろうろ → 好気環境なら麹による糖化が進んでる。
・50℃超えてきた。糸状菌が増えている → 納豆の匂いあれば納豆菌活動してる。 ・30℃より下がってきた → 乳酸菌群増えてる可能性有。
■しあがりの目安
望ましいのは、アルコールの匂いが漂ってくると成功!乾燥させて、通気性の良い麻袋などで保管しましょう。
■施肥方法
1.) ぱらぱらと畝の上からふりかける。(追肥の場合等)
2.) こめヌカと混ぜて土にすきこむ。(基肥として使う場合)
3.) 株中心から20cmほど離して深さ5cmの穴掘り一掴み程度入れる。
4.) 株の周囲に同心円状にまいて上から藁や草で覆う。
受講者は自分の発酵容器を持ち帰り、それぞれぼかし肥づくりを実践することにしたのでした。
昼食は甲賀で畜肥使わない栽培されている山崎さんを訪ねて、お野菜としし肉のバーベキュー!
それぞれ営農の悩みや課題を語り、どう解決してゆくのかを共有。
こうした仲間との交流から、学べる機会を得てもらえるのだと思います。
食後、剪定枝堆肥場を訪問。六ヶ月で分解がどう進むのかを確認。
施用されたトマトハウスを訪れ、栽培のコツを視察したのでした。
豊かな微生物による環境づくりに助けられる農業。そうした環境づくりと学びの機会をアチャ研は提供して行きたいと思います。
窪
2013.10.23 セミナー「発酵堆肥・ぼかし肥を効かせてゆこう」 Day2
2013.10.23 セミナー「発酵堆肥・ぼかし肥を効かせてゆこう」 Day2(全二回)
●このセミナーは終了しました。多数の参加、有難うございました。
循環型農業では、手に入る身近な資材を積極的に活用することで生産管理費を抑え、環境への負荷を減らせます。
9月の座学で紐解いた、身近にあって安価に手に入る素材「米ぬか」を極上の肥料に変身させる発酵のプロセスを実地で学びます。事前に仕込んだ発酵米ぬかとを使って、当日は仕込みのコツ、施用の基本について学びます。
●日時
2013年10月23日(水) 9:00~13:00
●講習場所
信楽・野田養鶏場
集合場所:ほんまもん市前(プロムナード青山(草津)
http://honmamon1.com/guide/map.html
●会費
参加費 1,500円 (アグリチャレンジ研究会、畑クラブのメンバー、ベジマの会員さん)
参加費 2,000円 一般参加者
持参するもの:持ち帰り用の発酵用ポリバケツかポリ袋(20リットル~40リットル)
乾燥米ぬか10kg。
★事前予約戴ければ、発酵用の容器と米ぬかを1,000円で用意します。
●申込方法
事務局までメール、もしくはお電話で申し込みくださいませ。
・参加者指名
・所属団体名
・連絡先電話番号とe-mailアドレス
・参加人数
申し込み先 NPO法人ジオライフ協会 アグリチャレンジ研究会係まで
電話 06-6232-2012 FAX 050-3737-8136
—————-<講師紹介>——————–
野田 勲
自然農圃場と平飼養鶏場を論理的に考えて営農。品質の高い野菜づくりと野菜の販売所(ほんまもん市)を経営。どのような微生物による発酵が目の前の栽培課題を解決してゆくのかをひもときます。
Day2(10月23日)では、滋賀県甲南にある平飼養鶏場で、発酵ぼかし肥料作りを体験するワークショップを開催します。
2013.09.17 台風直後でも作業できる圃場
台風直後でも作業できる圃場
台風一過。悩みはいくつかトラブルを抱えている農地の復旧調整。
栗東の仲間は重機投入しないと再び耕作できないほど崩落がひどい。
とりあえず、わずかばかりのさつま芋、バターナッツを獣から救う
緊急収穫隊が組織され現場で作業。下を向きがちな処に夢を語ろう!
そんな中、アグリチャレンジ研究会で剪定枝の多投栽培モデルの
実習を行ったセレクトファームを訪問すると、あまりに周囲と違った
情景に眩暈すらおぼえた。
あの大雨警報の翌日だというのに。何事もなかったように種まき
しているではないか。圃場にはまったく水が留まっておらず、研修生
もレーキで畝の上を普段のとおり均している。
排水性を確保している彼らの土壌は、あの豪雨をもモノともせず
普段どおりの作業が行えているのだ。
土壌、環境が整うのとそうとないのでは、栽培は劇的に成果が変わる。
この環境を問う技術こそ、セレクトファームがたった数年で実現した
栽培技術の肝なのだそうだ。
どうすれば経験浅い農家がここに辿りつけるのだろうか。要素は
いくつかあるが、成功事例を学び、仮説を考え抜き、実践する。
これまでの就農者がなおざりにしてきた基本フレームワーク。
僕は一つだけ約束できる。我々とこの農場で一緒に身に着けたものを
誰も奪えはしない。繰り返し成果のあがる農業を生業にできるのだ。
栽培環境をどう構築するのか….それを供に学ぼう。
窪
2013.09.05 百井栽培日記 九条ネギ定植
九条ネギ定植
気温 21℃(11時) 曇時々霧雨
野菜にとって、時間は平等。昨年、ダイコンサルハムシによる食害が
ひどく、こかぶの播種は9月一週目から、三週蒔きなおした。
そこそこ収穫できたのだが、やはり遅く、大きさはピンボール大以上には
ならなかったのだ。
8/9播種分のカブ、みずなにキスジノミハミムシの成虫を良くみかける。
やれやれ、また幼虫による表面食害がでるもよう。えん麦”ニューオーツ”
有効とのこと。
●九条ネギ (畝No.A2)
手がま除草ゆえ、九条ネギの定植畝を整理するのに手を3時間も取られる。
なんとか400株(生苗60株、購入干苗220株、干苗120株)を完了。
●リーフレタス:晩抽レッドファイアー タキイ種苗 (畝No. A9)
百井の苗床で栽培進めてきたレタス苗がかなり大きくなっている。
時間がとれず1時間程で100株定植。
ここで時間切れ。今日は、農業関連の情報化を研究している組織からの
来客応対。
圃場を案内、交流センターで連携事業の未来について
相談。
« Older Entries Newer Entries »