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畑の観天望気..簡易気象ステーション
露地栽培で日常的に獲得したい環境情報は、我がまま言うと、どんどん増えます。
積算日射量も欲しいし、温度はもちろん、湿度、地温、雨量、風速、気圧、15N…
コンピューターや記録装置はかなり安くなってきたし、容量も増えてどんどん
記録してくれます。 しかしですね、記録したデータや今の状況から、分析して、
活用するどうするの!?という、方法を獲得してないと意味ないわけです。
それに、そもそも観測したデータはどれくらい正しいのか?と疑って調べると、
ここも課題が多いもの。
これは畑に設置して2年動かしたSensu-1500という簡易気象ステーションなのですが、
今のところ、気温と降水量を中心に、現場チームが栽培に役立ててもらえるシナリオというか
活用方法のノウハウがこなれてきています。
こうした環境計測って、どこまで正確なのかはコストと比例しそうです。
その点このSensu-1500は刈払機+αな金額で調達可能でした。
気温センシングは悪くないです。設置場所から約2km離れた標高がほぼ同じなアメダス大宇陀の
観測気温より平均で+0.7℃。
これくらい拾えると、現場で使える様に思います。
さすらいのレタス職人…11月29日~12月3日の入荷案内
ベジマお野菜ふぁんの皆さま、入荷案内を差し上げます。
われらのレタス圃場、なんとも土が良くできてきまして笑
サイズではまけない!お野菜が続出しております。
ロメインレタス。なんと当社の腕っこきレタス職人の
顔よりでかくなってしまい、早めに売り切ってしまおうと
猛烈営業中です。味はいいです。サンドイッチや鍋!にも使えます。
そんなこんなで今週もおいしいお野菜出て参ります。
店頭には1㎏超える玉レタスも登場予定。皆さまの御来店
を心よりお待ちしております~。
さてさて入荷案内です♪。入荷表は。ココをクリックして、入荷案内pdfファイルを参照下さい。記入の上、返信下さいね。
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■予約方法
上記リンク先の入荷表(pdf)を参照の上、御希望のお野菜を
vegemaodr★gmail.com か 事務局fax:050-3737-8136まで!
(★を@に変えて送ってくださいね。)
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秋だ!増えてくる奴らを叩け…2016.11.12入荷案内
肥料はいろんな種類がありますが、有機的栽培をやる僕らは、
堆肥とよばれる積み上げて発酵が結構進んだ肥料を畑に撒きます。
すると、野菜にもいいんだけど、野菜の敵である病原性微生物
もガッツンと増えるんです。
対策は….石灰窒素(化成肥料)がめちゃめちゃ効きます!
有機JAS農家は使えない?水田の転換圃場なら水張って放置か
米一作つくると結構好転します(経験済)。
畑地だと….カニがらの多投(高い!)か、生石灰(酸化石灰)で
解決しそうだよね。
すみません、若手農家から問い合わせあったんで、こんな記事
になりました。
来週の入荷案内です♪。11/12(土)の入荷表は。ココをクリックして、入荷案内pdfファイルを参照下さい。記入の上、返信下さいね。
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■予約方法
上記リンク先の入荷表(pdf)を参照の上、御希望のお野菜を
vegemaodr★gmail.com か 事務局fax:050-3737-8136まで!
(★を@に変えて送ってくださいね。)
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芋ホリデー…2016.11.5 入荷案内
秋の芋堀がそこかしこで始まってます。紅東、鳴門金時、パープルスィーツと
自然な甘みを楽しめるのはこの時期ならではのごちそうです。
今秋もいっぱい芋堀ますよ!腰にくるけど…。
ってな訳で、スィートな週末の入荷案内を差し上げます。
御注文お待ちしております。
11/5(土)の入荷表は。ココをクリックして、入荷案内pdfファイルを参照下さい。記入の上、返信下さいね。
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■予約方法
上記リンク先の入荷表(pdf)を参照の上、御希望のお野菜を
vegemaodr★gmail.com か 事務局fax:050-3737-8136まで!
(★を@に変えて送ってくださいね。)
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レタスが育つ…2016.10.18 入荷案内
えー、ハンサムガーデンは実はレタス農家です。
この時期のリーフレタスは種を蒔いてから20日ほど育苗してで定植。
この晩夏の育苗が冷涼な気候を好むレタスにとっては辛い時期。
育苗培土はバランス良く栄養もあることから、少しの油断で、植えられ
ないほど徒長した苗になってしまう。容積17ccしかない育苗ポットの水分は
35度x5時間で蒸散してしまう。夕方のクールダウンに合わせる灌水と
丁寧に植えること。ここを抑えればレタスは良く育ってくれるんです。
さてさて、パリンパリンのレタスをお届けしましょう。是非ベジマを
おたずねくださいませ。
10/18(火)・10/22(土)の入荷表は。ココをクリックして、入荷案内pdfファイルを参照下さい。記入の上、返信下さいね。
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■予約方法
上記リンク先の入荷表(pdf)を参照の上、御希望のお野菜を
vegemaodr★gmail.com か 事務局fax:050-3737-8136まで!
(★を@に変えて送ってくださいね。)
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9/25(日)・9/26(月)レタス援農研修スタッフ募集
ハンサムガーデンの窪です。当団体がレタス栽培を指導している
大和高原の農業団体では、苗を植える時期を迎えつつあります。
レタス栽培では以下の栽培作業を通して行います。
1.)播種…たね蒔き
セルトレイという小さな植木鉢(17cc)に、育苗用の土(培土)を
充填して、そこに種を蒔きます。
2.)育苗…水の管理
セルトレイに蒔いた種は苗に育ち、20日~25日で畑に植えるまで
シビアに水の管理を行います。
3.)【定植…苗植え】★今回募集する内容
柔らかい苗を畑に植えてゆきます。苗を一定間隔で、土に植えて
ゆきます。どのタイミングで苗を植えるべきなのか、また苗の善し悪し
を判断するポイントを身に着けてないとなかなか難しい。
4.)収穫…かりとりですネ。
こうしたレタス栽培を実地で体験戴きながら、独自の教育システムを
通して一連の栽培ノウハウを獲得いただける研修体験です。
▼今回の募集人員 4名
▼作業日時
1. 2016年9月25日(日) 9:00~12:00(午前) 14:00~17:00(午後)
2. 2016年9月26日(月) 9:00~12:00(午前) 14:00~17:00(午後)
・栽培ポイントのセミナー時間 13:00-14:00 (各日共)
・作業終了後、1時間ほど振り返りとノウハウのフォローアップタイム
このフォローアップタイムで栽培ノウハウの定着に取り組んでもらいます。
▼報酬
時間給:800円 (月末の振込みになります。)
交通費の支給;ありません。
▼申込方法
以下内容を記入の上応募下さいませ。折返し連絡を差し上げます。
締切 2016年9月21日
1.) 氏名 年齢
2.) 農業経験 無・有(何年)
3.) 連絡先電話番号
4.) レタス栽培で聞きたいこと
▼オンラインでの御問いあわせ、申込みは以下をクリック下さいませ。
エダマメ栽培教育システム実習プロ…2016.08.23
当研究事業ではICT管理によるエダマメ栽培のノウハウ獲得とオンライン栽培指導を行っています。
栽培お手本をスマホで学び、土壌水分センシングと温度記録を見てだされるオンライン作業指示に従い栽培を実施してもらえるものです。
栽培者はスマートホンを使った栽培状況の撮影・自動転送アプリ【栽培野帳】を使い、エダマメの生育状況と課題と思われる現象を記録報告します。
この撮影画像を見て、栽培管理者が具体的な解決策や栽培作業指示をオンラインで指導いたします。
今夏、龍谷大学の学生らに本システムを使った栽培~販売を体験してもらいました。そのポイントは以下の通りです。
1. 播種、育苗、定植といった栽培要点を事前にネットでクラウドグループにある画像データベースグループに参加、閲覧してもらう。要点作業を記載した指図書を見ながら、追体験として圃場で実作業を行う。
2. スマートホンアプリ【栽培野帳】(Android)を使い、生育状況を報告する。これを見て、研究スタッフが次の栽培作業を指示する。
3. 定期的に研究スタッフが圃場を巡回して、課題となるポイントを撮影。クラウドグループにこれらの画像とメッセージを登録。
4. 毎月1回程度は実習日を設けて、研究スタッフがクワ、カマ、小型管理機などの使い方を指導。学生らは農機具や小農具の使い方と学び管理作業精度をあげてゆく。
収穫、販売までを行ってもらう3ケ月間。最後の収穫・販売期間は学生達は里山に泊まり、早朝から収穫、管理調整を実施。収穫エダマメは茹でと袋詰めを準備して地元温泉にて見事に完売。
この体験前と後、一人ひとり、驚くほど逞しく成長しました。収穫・販売のフィナーレは栽培地”宇陀”のちょっとハデな地蔵盆。地域のお祭りにも参加、地域と交流してもらい、心を里山に置いていってもらえるような縁が作れたと感じています。
エダマメ栽培教育システム実習プロジェクト..-了-
クボタ陽菜TR-7000U管理機、ベルト交換 2016.07.23
管理機のテンションプーリーあたりからガラガラと異音が聞こえて
きたので、作業後にカバーをあけてみると、ベルトが損傷。
ストックあったvベルトを探して、交換。
購入利益をみると2014年9月。そういえばセブンイレブン緑の基金に支援してもらい
購入した装置でした。
だいたい2年。使用頻度にもよるのだけど、土上げに結構使うから、
定期的にベルトが傷む。ただ今回、よく見るとテンショナー外側のガイドにベルト
内側があたるように取り付けされていた様子。
農業機械って、とかく構造がシンプル。過酷な現場だけに、損耗も激しい。
油類の交換はもちろん、ギアやボルト類をきちんとメンテしてれば、
結構長持ちするもの。
この管理機も7年目。一番はやく傷むかなと思っていた、培土樹脂カバーは
いまだに良い仕事してくれる。そろそろデフを開けてみておくべきかもね。
ベルト 780円。作業10分。
ハウスの太陽熱処理2016
透明フィルムマルチによる太陽熱処理は、50℃が確保される積算時間で48時間以上処理により表層2cmまで野草の抑制が期待される(中央農業総合研究センター2003.3) 。
定植までの作業効率を考え養生処理を実施。
・施肥 (カリ、石膏肥料は1週間前に施肥)
・畝立
・潅水、透明フィルムマルチ処理
温度の確認目的におんどとり・センサーをマルチ下に設置したところ、二日目で76.7℃まで上昇。これは効果ありそうだよね。
太陽熱処理『後』に畝立を行うと、養生効果の及ばない土を表層に持ち上げてしまう。それに畝たっていれば、フィルムマルチ撤去するだけで、迅速に定植作業へ移行できる。
晴天が続けば、およそ6日以上の処理で、目標の積算温度400℃は達成見込み。
エダマメ栽培環境の土壌乾燥試験実施予定。
ハウスの太陽熱処理2016 -了-
ダイズの葉はパタパタ動く
ダイズは葉面受光量を光量に応じて調整する機能があるようで(齋藤・稲村・石原,1994)この4月22日の太陽光でも光合成速度を確保しながら、余分な光を避ける機能があるんだね。
受光しても無駄な光あたると温度あがって、より水が出ていっちゃうのを避けるのが主な理由かな。
▼撮影場所
試験ハウスhg7
播種:4/5
定植:4/15
記録日時 4/23(土) 10:46 内33.7℃ / 外31.0℃
圃場に設置した太陽パネルの陰にある固体は相対葉を開いているけど、他の固体は皆葉の角度を閉じて受光量を調整している。
ひとえに蒸散過多による水ストレスを下げようとしているんじゃないだろうか。
もしくは丁小葉が光合成飽和する光量確保できたら、下の葉への透過光量増やして、光利用率あげようとする性質のもの。
この株すぐそばにあるpF計値は14kpa:pF2.2と十分に吸水できる範囲。ということは、土壌水分が十分ある状態でも、小葉は太陽光避けるように角度を調節すると考えられるよね。
水ストレスをどうやって把握したら良いかな。やっぱり90%エタノール塗って把握する気孔開度も目安にいれてよいかもしれない。
ダイズの葉はパタパタ動く -了-
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