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6月10日 栽培日記(富田林)
○コンセプトは “edible witch garden(美味しい魔女農園)”
天候:曇り後快晴◎気温30℃
ハンサム・ガーデン富田林ほ場の一角で、オーガニックを学びたい
大阪のヨガグループ仲間の農園運営をを受け入れ、栽培指導とお手
伝いをさせて戴くことになりました。
グループの皆さんの希望は、ハーブやオーガニック栽培の特徴を
一年通して学びたいとのこと。グループ名が”魔女農園”とコンセプト
もしっかりしてて、畑での実践のみ!と言うことになりました。
まずは近所のホームセンターに立ち寄り、手がま、芽きり鋏、長靴、
手袋、スコップと皆さんに基本的な農具を揃えてもらいました。
畑に戻ると、女性指導員”ヒロフチ”が苗を持って御出迎え。
早速、今日やる作業と畑の説明、畝肩に植えてあるエンバク、土の性質
を説明しながら、苗を植え始めてもらいました。
雨予報だったのに、天気はカラッと快晴。おまけに、初日にしては、
やる事が多すぎたかなと思いながらも厳しく指導♪
更新: 7/1 じゃがいもホリデー
富田林のハンサム・ガーデン。3月29日に植えた紫ジャガイモ”シャドー・クィーン”を掘り起こす体験デーを開催します。
集合:ハンサム・ガーデン富田林第一圃場
日時:2013年7月1日(月) 9:30
参加:大人 1,500円 小学生以下 500円 ★保険あるので事前申込要
お土産:じゃがいも1kg と ニンジン堀あげた分、好きなだけ持って帰ってね。
▼アクセス
□ハンサム・ガーデン富田林第一圃場
より大きな地図で ハンサムガーデン富田林第2農場 を表示
■詳しくは、以下までお問合せ下さい。
電話 06-6232-2012
mail. jim★handsomegarden.com ★を@に変えてメール問合せ下さいませ。
2013.05.23 アチャ研・活動報告”剪定枝を利用した栽培”セミナーDay1レポ
分解されにくい剪定枝を畑に投入する栽培が静かなブームです。ただ窒素飢餓をおこしたり、上手くいっていない事例を多く見ます。
発酵途中の剪定枝の山には様々な微生物が活発に活動しています。それを畑の土に透き込む(混ぜ込む)と微生物が活動に必要な窒素を作土から奪ってしまい、一時的に作物が育ちにくい状況が生まれてしまうのです。これを窒素飢餓状態にある現象と呼びます。
アグリチャレンジ研究会ではこのテーマで成果を上げておられる農業者に注目。生化学の知見者でもある彼らとの交流と第一回目のセミナーを開催しました。
講師である齋藤毅さんは、明治大学農学部を出て奈良先端科学技術大学院を経て、農業生産の現場で活動されるユニークな人材。90分間にわたるセミナーは飛ばしっぱなしなテンションの高いもの。
その内容は…。
■畑にとって良い土
『団粒構造』有機栽培農家が金科玉条として繰り返す、土に求める姿。
保水性がありながら、排水性を同時に持ち、少ない肥料を保持する力を持ち、緩衝性が高く、ふかふかに柔らかい。
多くの疲弊した畑土壌がこの真逆にあり、新規就農者はそうした土地にはりついている。 その様な土をどうやって団粒構造に富む豊かな土地へと変えてゆくのか。
●たった一年で改善した事例。しかも限りなくゼロに近いローコストで。
■積上げ発酵からの獲得物
大量の刈草を2ヶ月以上、積上げておいた畝と何も積上げておかなかった畝の比較から、積上げた刈草の後の秋冬作物がより良い栽培成果がでた。これはなぜか?
積上げた刈草の表層に好熱好気性の微生物が増え、生成された有機酸等の物質が畑にしみこんで価値を生むと考えられる。
剪定枝は刈草と違い3割がリグニンで分解されにくい。このリグニンによる窒素飢餓の誘発よりも、積上げた山から発生する代謝水が良い作用をもたらす。
●この剪定枝発酵に鍵となる施用方法、物質はなにか?
■粗雑な有機物(剪定枝)を施用した土壌への追肥
植物の根は、根元と先端で吸収される性質が違う。ここを意識した追肥のスタイルを考える。
■畑の有害な細菌感染リスクを回避するということ
作物の病原性を示す細菌・グラム染色で陰性となる菌は乾燥、熱に弱い。そして根圏エリアで活発になる特性を考える。
●有益なグラム陽性菌を増やす施用方法が剪定枝栽培なら、どう可能になるのか?
その代謝水が作物の栄養生長に有効に作用する何かがあるのではないか。
セミナーの内容は、この内容を軸に理論と実践についてまとめて戴きました。
次回のDay2(6/19)は、実践されている農場を皆で視察にゆく予定。
参加希望者は、概要を読んで、お申込下さい。
更新 6月 19日 「高炭素資材(剪定枝)投入成果事例」セミナーDAY2
。実証事例に学ぶセミナーとして奈良のセレクトファームを実際に尋ねます。この農場では、高炭素資材”剪定枝”を大量投入し、栽培に成果を上げています。そこに辿り着くまでに得た実証実験(京丹後)剪定枝が持つ新しい価値を有効に生かす事例について、実践した研究者から学びます。二回連続講座の二日目です。
●日時
6月19日(水) 13:00~16:00
場所:セレクトファーム
アクセス:JR桜井線 巻向駅前集合 13:00 ★現地から数台の車に乗合現地へ向かいます。
●会費
参加費 1,000円(アグリチャレンジ研究会メンバー)
参加費 4,000円(一般参加者)
●申し込み方法 事務局までメール、もしくはお電話で予約下さいませ。
・参加者指名
・所属団体名
・連絡先電話番号とe-mailアドレス
・参加人数
申し込み先 NPO法人ジオライフ協会 アグリチャレンジ研究会係まで
電話 06-6232-2012 FAX 050-3737-8136
——————-<講師について>——————–
講師名:齋藤 毅
農学部農学科 作物遺伝育種学研究室卒業
メロンの巻きひげ発生に関与する遺伝子の解析
バイオサイエンス研究科 細胞生物学専攻
双葉展開時に関与する遺伝子の解析
○今までの流れ
在学中に京丹後に住み込み栽培を学び、剪定枝の大量利用による栽培技術の構想をつくり、実践。
その後、セレクトファームを立ち上げに参加、剪定枝の大量利用による栽培を開始する。
2013年度のファンドレイジング「JT様、NPO活動助成決定」
日本たばこ産業様より、当団体の活動「アグリチャレンジ研究会」に助成を戴けることになりました。今期、「アグリチャレンジ研究会」の活動は、
a.)・簡易型土壌分析キット導入により、土壌養分把握と施肥設計手段の獲得
b.)・農学識者を招き堆肥・発酵肥の裏付を学び、肥料作り方を共有実習する。
c.) ・粉砕草刈機導入と仲間援農による草生(緑肥)栽培ノウハウの獲得。
d.)・活動情報を都市部市民に提供し交流促進をはかる。
この四つのテーマに沿って、およそ毎月1回、中核メンバーが集まり学びの会を運営してゆきます。
ここに、貴重な資金を提供戴き、参加してくる若手就農家達の営農課題解決力を鍛えて参りたいと思います。
更新 5月23日 「高炭素資材(剪定枝)投入成果事例」セミナーに参加されませんか!
実証事例に学ぶセミナーとして奈良のセレクトファームを取り上げます。
この農場は、高炭素資材”剪定枝”を大量投入し、栽培に成果を上げています。
そこに辿り着くまでに得た実証実験(京丹後)剪定枝が持つ新しい価値を
有効に生かす事例について実践した研究者から学びます。
●日時
5月23日(木) 18:30~21:00
場所:京都テルサ(JR京都駅徒歩5分)第五会議室
アクセス:JR京都駅(八条口西口)より南へ徒歩約15分
●会費
テキスト費 1,000円
参加費 4,000円
●申し込み方法
事務局までメール、もしくはお電話で予約下さいませ。
・参加者指名
・所属団体名
・連絡先電話番号とe-mailアドレス
・参加人数
申し込み先 NPO法人ジオライフ協会 アグリチャレンジ研究会係まで
電話 06-6232-2012 FAX 050-3737-8136
——————-<講師について>——————–
講師名:齋藤 毅
農学部農学科 作物遺伝育種学研究室卒業
メロンの巻きひげ発生に関与する遺伝子の解析
バイオサイエンス研究科 細胞生物学専攻
双葉展開時に関与する遺伝子の解析
○今までの流れ
在学中に京丹後に住み込み栽培を学び、剪定枝の大量利用による栽培技術の構想をつくり、実践。
その後、セレクトファームを立ち上げに参加、剪定枝の大量利用による栽培を開始する。
ハンサムガーデンのベジタブルマーケット
里山にいると、昔から残っている記憶にたくさん触れます。 それはお台所にあった、無駄なく料理する知恵や、天然由来の資材を活用した栽培のコツだったりします。
僕らの仲間は無理なく継続できて、美味しいなと思う野菜作りの裏づけを追いかけて、有機栽培にたどりつきました。
こんなお野菜を届けようと、仲間たちで直売所を大阪市内の江戸堀に作りました。それがベジタブルマーケットです。一緒にハンサムな里山の惠をわかちあい、持続可能な農業を支えて参りましょう。どうぞよろしくお付き合い下さい。
○営業:毎週土曜日 10:00~13:00
○場所:ホテルファミリーイン50’s 大阪市西区江戸堀2丁目6−18 1Fカフェ内
○予約等連絡先: NPO法人ジオライフ協会 電話 06-6232-2012(月~金)
○ベジマ開催等のお問合せは以下まで