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エダマメ栽培教育システム実習プロ…2016.08.23

2016-08-23

当研究事業ではICT管理によるエダマメ栽培のノウハウ獲得とオンライン栽培指導を行っています。
栽培お手本をスマホで学び、土壌水分センシングと温度記録を見てだされるオンライン作業指示に従い栽培を実施してもらえるものです。

orientation

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栽培者はスマートホンを使った栽培状況の撮影・自動転送アプリ【栽培野帳】を使い、エダマメの生育状況と課題と思われる現象を記録報告します。
この撮影画像を見て、栽培管理者が具体的な解決策や栽培作業指示をオンラインで指導いたします。

今夏、龍谷大学の学生らに本システムを使った栽培~販売を体験してもらいました。そのポイントは以下の通りです。

1. 播種、育苗、定植といった栽培要点を事前にネットでクラウドグループにある画像データベースグループに参加、閲覧してもらう。要点作業を記載した指図書を見ながら、追体験として圃場で実作業を行う。

seeding

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. スマートホンアプリ【栽培野帳】(Android)を使い、生育状況を報告する。これを見て、研究スタッフが次の栽培作業を指示する。

3. 定期的に研究スタッフが圃場を巡回して、課題となるポイントを撮影。クラウドグループにこれらの画像とメッセージを登録。

4. 毎月1回程度は実習日を設けて、研究スタッフがクワ、カマ、小型管理機などの使い方を指導。学生らは農機具や小農具の使い方と学び管理作業精度をあげてゆく。

収穫、販売までを行ってもらう3ケ月間。最後の収穫・販売期間は学生達は里山に泊まり、早朝から収穫、管理調整を実施。収穫エダマメは茹でと袋詰めを準備して地元温泉にて見事に完売。

この体験前と後、一人ひとり、驚くほど逞しく成長しました。収穫・販売のフィナーレは栽培地”宇陀”のちょっとハデな地蔵盆。地域のお祭りにも参加、地域と交流してもらい、心を里山に置いていってもらえるような縁が作れたと感じています。

ontheway

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エダマメ栽培教育システム実習プロジェクト..-了-


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