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棉の会Day1レポ~”棉マジックにこみ上げる想い”

2015-05-17

スロー・クローズ。農のある暮らしに欠かせない 棉 を
皆の手で栽培して、布を作ってみるをゴールに、宇陀の農の
ある記憶を訪ね、掘り下げてゆこう。というのがこの会の
試みです。

講師は龍谷大学の大石 尚子先生。スライドを使った座学
から会はスタート。

まずは座学~

まずは座学~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

布作りを考える..では無くて、自分で織るというゴールも
なんとも実感がわかなかったのですが、スライド見ていると
全体感が掴めてきました。

さて、そこから向ったのはいつもの実習圃場。

棉の種を蒔いて育てる

棉の種を蒔いて育てる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千両茄子の
畝の横2畝に蒔いた種は

①マルチ張った畝
50cm間隔で、緑の棉、茶の棉を播種。
その10cm上側にボカシ+油粕混和肥を10cm程の深さで穴肥。
★棉の種は一晩、水に漬けて発芽処理をして戴いていました。

②露地畝
筋蒔きで白い棉の種を播種。その10cm横にボカシ+油粕混和肥
を筋蒔き。

たっぷり潅水しておきましたので1週間程で発芽するもの
と期待してます。

その後、場所を和室に移動。そこで糸車を使って、
棉から糸を紡いでゆきました。

糸繰りって不思議だよ

糸繰りって不思議だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが出来ない!途切れる!太くなる!不思議なのは、棉が
勝手に引き出されてゆくというか、紡がれてゆく様。
この出来なさっぷりに悩みながらも、受講生は皆、自分の
糸を紡いだのでした。

また、棉玉を木製ローラーにかけて、種取り。弓うちとこれ
も手作業で棉を扱う体験は『時間を忘れて』熱中する体験。

不思議なのは、糸を紡ぐ女性の姿が男の視点からだと、
優しい魅力倍増だったこと。美味いチャーハン作ってくれるより
ハートを掴まれた想いです。

皆様、これも農のある暮らしの一ページ。約束の錦地、
榛原池上の不思議な魅力を体験してまいりましょう。

次回は6月14日です。

★援農参加、受け入れます。土曜日・日曜日、来れそうな方
気軽にメールを下さいませ。

レポ:窪 一


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